Four Freshmen Welcome Reception
Nov .30, 2002


Bob Ferreira    Vince Johnson    Brian Eichenberger    Curtis Calderon

フォー・フレッシュメン(gruop #22)が来日しました。Four Freshmen Societyという国際ファンクラブがあります。会員は約3,000名です。現在、95名が日本からのファンです。50年近くもファンであり続ける人もおります。ウェブマスターも17歳のとき以来45年のファンの歴史を持ちます。長いですなぁ。

1950年代、60年代に一世を風靡したオリジナルメンバーたちは、すでに70代半ばの歳です。最後までグループを引っ張ってきたのはBob Flaniganですが、1992年に引退しグループのマネージをしております。

11月30日(土)彼らのライブのないOFFの日です。招聘元のもんプロダクションに、フォーフレッシュメン・ファンクラブの歓迎会をやるからと言って、彼らを連れ出してきたわけです。FFSの日本代表、市浦 靖さんから若山が歓迎会設営を頼まれ、喜んでマヌエラにFFを連れて来てしまったのです。FFS会員とマヌエラのFFファン、あわせて50名でした。せまいマヌエラは足の踏み場もなくなるような大混雑でした。でも、フレッシュメンもファンの皆さんと話が近くて楽しかったと喜んでくれました。

この4人はGruop #22と呼ばれます。一人ないし二人が代々交代していったのです。しかし、フォー・フレッシュメンのいいところは、オリジナルのスタイルを完全に受け継いでいることです。時代の波とともにキーボードが伴奏楽器に使われたり、サキソフォーンが使われたりしたグループもあります。

しかし、2001年9月に、このグループになって、キーボードを使わないで、オリジナルの楽器編成を採るようになりました。「キーボードはあまりにも電気的なのだ」と言っていました。これには誰もが大賛成することでしょう。

Curtis Calderonは2001年の夏にメンバーに加入することが決まり、9月からツアーに出るようになりました。

その前には、Glenn Miller Orchestraのトランペッターだったのです。メチャメチャにうまいと思っていたら、案の定でした。

写真はマヌエラ・バンドとのセッションです。ジャズが心底から好きなんですよ。

Vinceはこの頃、ライブで口笛をオブリガートに使うようになりました。すごくきれいな口笛です。何故かというと、彼はニワトリに育てられたからですって。

昔から、フレッシュメンはよそのグループにはない芸達者ぞろいでしたが、その伝統は今も続いているわけです。

大伴さん、真理さん夫妻も駆けつけてくれました。大伴さんのネイティブと思わせるスピーチに、FFも集まったFFファンは感激ものです。

そして唄われた歌が"Because of You"です。にくいばかりの演出です。そのバックをラッパの二人が務めてくれました。何とも気持ちのやさしい若者です。昨年から平均年齢は20代と若返っています。

この日、初めてFFのメンバーに会った人は、彼らの謙虚な人柄にびっくりしたことでしょう。それは、彼らは技術的にはいくら優れていようと、これまでの礎を営々と築いてきた先輩たちの「古いのれん」の重さを認識して、FreshFanをそれは大切にしているのです。

芳村真理さんも嬉しさをこめたスピーチをしてくれました。「若い人たちに聴かせたい」と。

そうでしょう。ウェブマスターも17歳のときにレコードを聴き、ジャズ・コーラスの何たるかを知ったのです。

同じような写真をお見せしますが、彼らが弾いているギターを見てほしいのです。Vinceの弾いているギターは若G(ウェブマスター)の秘蔵のGibson ES 175ですし、Briannの弾いているベースギターはK's Co.の柴山さんのものです。

彼らの楽器はこの日の朝に、佐川急便で明日のライブがある宇都宮に送られたのです。でも、ラッパはVinceとCurtisが1本ずつ持参してきました。

VinceとトロンボーンでSession中のFFS日本代表、市浦 靖さんです。

彼のような世話人がいるので、日本のFFSは安泰です。

FFSは年会費が$30/year single or double, $20 renewalとお安くなっています。年3回ないし4回のFresh Newsも本部から 送られてきますし、部外にはないCDやVideoなども手に入ります。

お申し込みはyas@kd.catv.ne.jpまで。

大いに騒ぎましたのでお腹がへりました。マヌエラの近所の「串揚げや」に連れて行きました。手で食べられますし、好きなだけ食べてストップできますから好都合なのです。「うまい、うまい」って食べてくれました。

奥のほうから喫煙者席です。おかしいでしょ。一番若いBrianが端っこに追いやられています。ずいぶん日本語を覚えてきました。

「はいざらをくださ〜い」って練習をしていたら、店のオヤジが本当に灰皿を持ってきました。

とにかく、楽しい中にも感動的なパーティでした。
 
2003年の歓迎会
 Four Freshmen Official Site